idecoはサラリーマン投資家の神器!でも失敗しました…

お金にまつわる話

こんにちは、アワクレトです。

今回は題名のごとくですが、idecoとNISAについて私の状況を紹介したいと思います。

idecoとNISAについては、多くのサイトで詳しく紹介されていますので、あえて仕組みには触れずに私の場合を紹介したいと思います。とは言え、本当に全く分からない方のために少しだけ触れておくと、どちらも「老後に備えるために国が推奨している税制優遇制度」というところかと思います。

idecoに関しては毎月一定の額を拠出することで控除対象となりますが、60歳まで引き出すことが出来ない資産として貯蓄されていきます。

NISAは一定額までの株式投資の儲け分に対する税金が非課税となる制度のことを指します。

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私の場合のidecoを振り返ると…

過去10年以上に渡って行ってきている確定拠出年金ですが、会社が導入したことをきっかけに強制的に始めることとなりましたが、現在お金の勉強を始めたばかりの私は、当然訳が分からない状態で適当に投資銘柄を選び原価の浮き沈みに一喜一憂していました。

そして2020年現在まで大きく原価を割れた状態で所有しております。つまり大失敗運用となっております…

原因としては、

  1. 銘柄選びの失敗
  2. スイッチング方法の失敗
  3. 運用機関選びの失敗

ということになるかと思います。1つずつ解説していきたいと思います。

 idecoの失敗 1

まず、銘柄選びを完全に間違えました。そもそも選び方も分かっていませんでした。

紹介するには失敗の数が多すぎるため1例をあげると、よく年齢に応じて勝手に分散投資をしてくれる投資信託があると思います。それを私は「20代は攻めの投資」、「40代は守りの投資」という言葉に踊らされて、「攻めと守り両方に投資しよう!」と考えてどちらにも投資してしまうということを行っていたりました・・・

または、運用するに当たって、何に投資するのか分からないなりに選べる投資信託の利回り状況を確認しながら選んだりしていましたが、直近1年間の利回りが良かったものから順番に10銘柄ほどに投資して、「自分は分散投資できている!」と思っていたりしました・・・

上記のような銘柄選びは言うまでもなく失敗例です。投資信託には手数料と細かく分散しすぎないことが重要となりますよね~

 idecoの失敗 2

スイッチングというのは分かりますでしょうか?idecoをやられている方ならご存じかと思いますが、簡単に紹介しておきますね。簡単に言うと投資している銘柄の資産を他の銘柄に移すこととなるかと思います。

私の場合、気分で全資産をスイッチングしてみたり、会社の運営体制が変わった時にスイッチングを余儀なくされたこともあり、何度も行っております。ただ、スイッチングの度に原価をどんどん下回る状況に落ち込んでいます・・・

これはドルコスト平均法を知った今でこそ分かることの1つではありますが、まとめて多くの資金を同時に移すことは、完全にリスクを取っていることになりますよね~。購入価格を下回った瞬間に大きくマイナスですから、長期投資には完全に不向きな手法と言えますね。

 idecoによる失敗 3

これも無知の状態で始め、個人で運用することになった時にちゃんと勉強していればと後悔した項目の1つです。

運用機関選びが重要な理由は大きく2つあり、

  1. idecoの運用コストは運用機関によって手数料が大きく変わる。
  2. 運用機関ごとに銘柄自体も異なっており、良い商品がないこともある。

ということです。

これも今更気が付いたことではあります。そもそも会社の強制加入で運用する際には口座運用手数料はかからず、あまり意識しないでいましたが、個人運用に切り替わったとたん、手数料がしっかりかかってきます。しかもこれは本当に運用機関によって大きく金額が変わってきます。

また、選べる商品が少ない金融機関も多々あり、「しょうがないからこれにしとくか」で運用せざるを得ない状態となったりします。個人で口座を開く方はこのような事にも気を付けながら金融機関を選ぶのがよろしいかと思います。

現在の私のideco状況

上記のようなお金のリテラシーが全く無かった状態から、少しだけ勉強し始めた現在、金融機関を変更して、投資銘柄を絞って、一度にスイッチングを行わずに投資している状況です。コロナ禍の底当たりでスイッチングを始めましたが、徐々に資産状況は上向き、ざっくりマイナス20%からマイナス6%ほどにまで好転してきています。

idecoに関しても、長期投資戦略の基本と同様に投資を行っていくのが正解でした。もし、これからidecoを始めようという方がおられましたら、私の失敗談を参考にしていただき、失敗のない資産形成を行っていただけたらと思います。

今回はidecoによる失敗談をご紹介しましたが、「サラリーマンなら使わないともったいない制度」だと思います。今回紹介したようなポイントを押さえれば私のようなことになりませんので、サラリーマンの方は特に、まだ始めていない方は是非始めてみることをお勧めします。

今回もこの記事がどなたかの役に立てばといいなと思います^^

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