こんにちは、アワクレトです。
私の考える豊かな人生の1つに「映画を見る時間」があります。これは完全に趣味の問題ですので、共感いただける方は参考にしていただければと思います。
なので、たまに映画について好き勝手語るようにしております。が、抑えるところは抑えて、ネタバレは無しでお送りしようと思いますので、これから見てみようという方も是非ご参考にされてください。
ミッドサマー
さて、今回は映画「ミッドサマー」を見ましたので感想でもご紹介出来ればと思います。
スウェーデンとアメリカの合作となっており、舞台の大半はスウェーデンの自然に囲まれた村です。
ちなみに原題は「Midsummer」ではなく、「Midsommar」です。スウェーデン語で「夏至のお祭り」を意味するのだそうです。
この映画は、「ヘレディタリー 継承」という映画の監督が撮った長編映画第二弾だそうです。アリ・アスターという監督さんですね。
「ヘリディタリー 継承」もジャンルとしてはホラーで、とてもクセのある映画です。こちらを見たことがある方は想像していただきやすいかと思いますが、「味付け」は同じです。。
この映画は、私が知っている役者はほとんどおらず、「メイズ・ランナー」に出ていたウィル・ポールターのみでした。
ただ皆さん味のある役をこなしており、特にウィリアム・ジャクソン・ハーパーさんは、全く知りませんでしたが(経歴を見ると今まで出ていた映画を見たことがあったのに!)、この役者さんの出ている映画をまた見たいなと思いました。
あらすじ
精神疾患を抱えるダニーは恋人のクリスチャンを頼りに生きており、クリスチャンを含む、アメリカの大学生グループで企画されたスウェーデン旅行に帯同する。
そしてグループの留学生ペレに、故郷のスウェーデンの夏至祭へと招かれる。
のどかで魅力的に見えた村はキリスト教ではない古代北欧の異教を信仰するカルト的な共同体であった。
この村の夏至祭は普通の祝祭ではなく人身御供を求める儀式であり、白夜の明るさの中で、一行は村人たちによって追い詰められてゆく。
ミッドサマー (映画) – Wikipedia
感想
この映画ですが、ジャンルはホラーとなっていますが、心理的なホラーで怖いというよりも「心地悪い」という表現が当てはまるような気がします。
そしてとてもグロテスクなシーンがあります。あまり得意ではない方はご注意ください。
映像としてはとてもカラフルな場面が多く、発色が豊かな映画です。しかしその分、衝撃的な場面も鮮明に描かれています。
キレイに見とれてしまいそうになる場面が多いのに、「心地悪い」のがこの映画の味だと思います。
何となくですが、心身が疲れている時に一人で見ているとさらに病んでしまいそうな印象です。心地悪くなることを前提として見る場合でも、なるべく心身の元気なタイミングで見ることをおススメしたいと思います。
また、ネタバレになりそうなところですが、どうしても触れたい部分がありますので、本当に少しだけ触れたいと思います。それは、集団心理についてです。これを凄く考えさせられる映画でした。
今自分たちが生活している中で当たり前と思い込んでいることが本当にそうなのか、国や行政が無ければどうやって秩序を保てばよいのか、国が変われば常識も変わるため本当にこんな村が存在するのか、実は現代日本でも閉鎖的な村が存在しているのではないかなど、考えが巡ってしまいました。
とてもクセの強い映画であることは間違いありませんが、不思議と惹きつけられる映画でした。
気になる方は是非ご覧ください!心身が元気な時にみましょう^^
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