公開当時に見たいな~と思っていましたがようやく見ました。
何か共感高め!
うまくいかないことを素直に自分の責任として受け止められない人が世の中結構いますよね。そして私も以前はそうでしたので、かなり共感してしまうところがありました。
この映画、今更ですが、結構好きな映画でした^^
ストーリー概要
実在した元娼婦の連続殺人犯の半生を描く人間ドラマ。
家もお金も無いその日暮らしの娼婦アイリーン。人生に冷め切っていて自殺を考えていたある日、バーで垢抜けない真面目そうな女セルビーと出会う。セルビーは家系が真面目で実の父親から面倒を見るよう頼まれていた同居の家族から監視されるような日々にうんざりしていた。2人は互いが自分に無い物を持っていることで次第に惹かれあい親密な関係となっていく。そしてセルビーはついに家を飛び出してアイリーンと生活していくことを決めるが、、、
感想
とにかくシャーリーズセロンの役作りが凄い!ご存知無い方のために紹介しておきますと、数多のハリウッド女優の中でもトップクラスの無茶苦茶美人女優さんです。
最近の動向は知らないのですが、20年前はシャーリーズセロンと言えば誰もが知る女優さんで一時期私が最も好きな女優さんでした。
そんな美人が役作りのためにリアルにだらしなく太り、荒れた肌の特殊メイクを施し、見事に落ちぶれたら娼婦の雰囲気を作っております。まず、この役者魂に感服です。
そして、この映画は実話を元にしているため、明るく盛り上がるところは無く、ひたすら暗い!オチも分かって見てる訳ですが、心が痛くなるシーンが満載です。
しかし何故かドン底まで落ちる程暗い気分にはなりませんでした。音楽が明るめの80年代ロックを中心に流しているからかな?
人生で初めて輝きを見つけたアイリーン。不器用だけど一途な思い。目の前の問題を解決させるために考えるんだけど、いい案が見つからない。行動してみるけどうまくいかない。だから短絡的な行動に出てしまう。そんなアイリーンに、私国籍も性別も違いますが、大いに共感してしまいました。インターネットが出来る前の時代ですが、アイリーンもこの時代の情報弱者だったんじゃないかな。
教訓
楽しく生きるためにも、自活力をつけないとと思わされた内容でした。アイリーンもセルビーと暮らし始めた時、自分たちの生きる社会の仕組みを知ることから始めてみると違った結末になっていたかもしれませんね。
いい映画は色々考えさせられることがある。と映画評論家の方が言っていましたが、まさにこの映画は見終わってからいい映画だなと思いながらも色々物思いにふけってします作品でした。
よかったら是非ご覧ください^^
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