賃貸契約は相見積もりを!その他の注意点も失敗事例から紹介

お金にまつわる話

皆さん、こんにちは。

今回は賃貸物件の契約についてです。

皆さんは賃貸物件の契約時に家賃交渉はされていますか?礼金や、手数料の金額交渉はどうでしょうか。

今回は交渉手段のご紹介ではなく、失敗談の事例紹介となります。

結論から言うと上記交渉は全て可能ですし、できないなら仲介不動産を変更しましょう。

複数の不動産業者から相見積もりを取れば希望が叶う可能性が大きく上がります。

私は、それをせずに痛い目を見たという話です。

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不動産業者選定までの経緯

以前ご紹介した賃貸物件探しにて、見つけた物件について、掲載不動産会社を含め複数相見積もりをお願いしました。

1つは掲載先、1つは以前契約してもらった不動産会社で担当者が好印象だったため、そしてもう1つが知り合いに紹介された不動産会社でした。

掲載先の不動産会社以外は自分で探した家を契約してもらいたいと、話を持ち込みました。

掲載先不動産会社からは、見積もりまでには具体的に話を進めなければならないとのことで、抱え込まれそうな気配を感じたため、お断りしました。

以前契約してもらった不動産会社は当時の担当者がいなくなっており、別の担当者が付きましたが、あまりにも以前の担当者との対応落差が激しかったため、こちらもすぐに見切りをつけてしまいました。

そこで残ったのが、今回契約した知人の紹介業者でした。

後から考えてみれば、この知人との距離感もそこまで近い訳では無かったので、さらに他の選択肢を検討すればよかったと思いました。

話が具体的に進むまでの対応はとても良い

当然ですが、「〇〇さんの紹介で来た」と伝え、担当も名前の聞いていた方にしてもらいました。

仕事上の付き合いがあるようで、「〇〇さんにはよく紹介してもらっていて、助かっている」などと言っていました。

物件は自分で探し、契約のみお願いする旨を伝えておりました。

その担当者はとても親身にこちらの引っ越すことになった経緯を聞いてくれました。

そして、こちらの希望を汲み取った上で、その担当者の考える希望の叶う部屋を探してくれました。

結果として、自分で探した部屋に勝る紹介はありませんでしたが、好印象でした。

ここまでで、他の2社が見切りをつけようとしていた時期だったこともあり、ほぼここで契約しようと思ってしまっておりました。

雲行きが怪しくなるも話は進む

はじめに家賃交渉と礼金交渉をお願いしましたが、入居先の管理会社が全く交渉を受け付けないと聞かされました

何となく本当かな?という気持ちはあったものの、この時点では最初の好印象感が勝っており、仕方ないかなと思ってしまいました。

その後も、何度が再交渉をお願いして、進捗を確認するも、ダメだっと報告を聞き、やむなく正規の値段で入居を決めました。

また、この不動産会社は契約時の手数料ゼロをホームページで謳っており、優良な不動産会社のイメージを全面に押し出していました。

そのため、色々と交渉したが、結果こちらの負担を減らすことが出来ない物件だったのだと思っておりました

ほとんど電話でやり取りをしており、手続きの最終盤に再度、店に赴きサインなどの手続きを行いました。

契約時に完全に不信感が湧き出る

この来店時ですが、それまでに聞いていなかった契約条件があれこれ出されました。

契約手数料は0.6カ月という中途半端な金額を請求されました。これは契約物件側からもらえないため、自分たちがただ働きになってしまうからとのことでした。

契約に必須というアプリをその場でインストールさせられ、個人情報を入力して登録を済ませた状態の画面をその場でスクショにて提出させられました。

また、「安心サポート」という24時間管理会社に電話がつながるというサービスにも加入が必須として、その場で契約させられました。

内心は不信感一色になっていましたが、契約段階ということもあり、後には引けない空気感を見事に作り上げられてしまい、次々と契約書に署名してしまいました。

家賃、礼金は1銭も下がらず、不必要なオプション契約まで盛り込まれるという、冷静に考えられる状態だと、あるまじき契約条件でしたが、今回は物件ありき、物件最優先で決めたかったので、背に腹は代えられず、契約しました。

しかしまあ、それでも希望のかなった部屋に移り住めたことはとても大きく、仲介業者の不信感は忘れられていました。

後から発覚した事実で完全にカモだったことが判明

入居して1カ月ほど経ったころ、管理会社から連絡があり、「安心サポート代金の今月分が入金されていない」と言われました。

もろもろ確認したところ、家賃、共益費とはべつ口での契約で、引き落とし口座が登録されていなかったとのことでした。

管理会社にこのサービス内容について質問していくと「必須の契約ではなく、任意の契約。物件契約時に支払われていたのでめずらしいと思った」と言われました。

必要ないので解約してほしいと申し出て無事に解約ができましたが、支払われた分の2か月分の料金は返金が出来ないとのことでした。

また、アプリについてもよくよく聞いていくと、必須ではないがインストールしてもらうと仲介業者にインセンティブが発生するようでした。そのためのエビデンスとしてスクショを提出させられたようです。

ここで契約時の不信感が再燃したため、契約の際、家賃や礼金の交渉は合ったのかを確認したところ、交渉の申し入れは全くなかったとのことでした。

今からでも可能か確認したところ、「契約する前なら検討できたが、契約後すぐに値下げはできない」と言われました。

たまたま契約形態として、安心サポートが家賃とは別口となっており、契約が不備状態となっていたためもろもろ発覚しましたが、そうでなければ、発覚せずに契約し続けていたかと思います。

また、管理会社が比較的良心的だったとも思います。聞いたことに対して結構深いところまで答えてくれました。これだけは不幸中の幸いでした。

失敗結果

あくまでも私の1事例に過ぎませんが、事実として、

  1. 契約手数料0.5カ月以上請求され
  2. 家賃、礼金の交渉はしてもらえず
  3. 家賃を下げられる可能性があったのにその機会を失い
  4. 不要なオプションやアプリ契約を必須項目として加入させられていた

ことが発覚しました。

後から仲介業者に文句を言っても全ての契約が終了した後では話になりません。

今回は泣き寝入りするしかありませんでした。

反省点

以前もご紹介した賃トラさんも推奨されていますが、それでも記録があればまだ対処は可能でした。

しかし、今回途中経過を全て口頭でやり取りをしており、記録を残していなかったことが大きな反省点でした。

メールで問い合わせ、その返答もメールでもらうようにして、電話には出ない。もしくは都度録音する。

これが正解だった対応かと思います。

記録の他には、担当者の印象が良いからといって盲目的に信用してしまうと、気づかず被害者となっていることがあるかと思います。

契約前に少しでも不信感を持った際は、「急用ができたので、十分に確認している時間が無いのでまた後日にする。署名が必要な資料だけ持ち帰らせてもらいたい」として延期するのが正解だったかと思います。

こうすることであとからじっくり考える時間が取れる、本当に必要な署名・契約なのかを確認することができると思います。

まとめ

今回は賃貸契約について、仲介業者に不要な出費をさせられたことについてご紹介しました。

不幸中の幸いは管理会社が良心的だったことでした。正直に教えてもらうことができ、不要な契約は途中解約させてもらいました。

それでも、本来払わなくても良いお金を払っていたことが後から発覚することになりました。

家賃に限っては今後長期に渡って多く出費しなければならないものとなります。交渉できるのとできないのとでは大きな差となります。

対処方法としては、好印象な担当者がついてもめんどくさがらずきっちりと相見積もりを取る、やり取りの記録を残す、不信感があれば契約を早まらずに手続きを後日に延期して時間を稼ぐといったことになるかと思います。

この記事をご覧の皆さんが、少しでも自分と同じような思いをしなければいいなと思います。

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