こんにちは、アワクレトです。
前回に引き続き、今回もより具体的な服の仕分け方法をご紹介したいと思います。
実際の服のジャンル分け
平日と休日に分ける考え方は確かに有効なんですが、実際には時間によっても着ている服が違うわけなんですよね。当然ながら24時間同じ服を着て、次の24時間は別の服に着替えるという生活は誰もしていません。つまり、部屋着、寝間着、スポーツウェアなどが入ってくるためにジャンルや総数はさらに増えるということです。
私の場合ですが、平日に着る服はスーツに加えて、スポーツウェア、部屋着、そしてパジャマがありました。
さらに、季節によっても着る服は変わります。春と秋を同じ服で過ごすとしても、冬と夏の最低3シーズンで主に着る服が変わってくるかと思います。私の場合ですと、同じスーツを夏と冬で着ることは無く、それぞれ分けるために夏用3着、冬用3着を用意しないといけません。
このように実際の生活に落とし込んで、ジャンルをごとの総数を見直すと、以下のようになりました。
- 夏場平日
- 夏用スーツ 3着
- 半袖ワイシャツ 5枚
- 夏場休日
- パンツ 2本
- Tシャツ、ポロシャツ 5枚
- アウター 2着
- 夏用ソックス 3足
- サンダル 1足
- 夏場共通
- インナー 5枚
- 部屋着上半身 3枚
- 部屋着下半身 3枚
- スポーツウェア上半身 2枚
- スポーツウェア下半身 2枚
- パジャマ上半身 2枚
- パジャマ下半身 2枚
- 春秋休日
- アウター 2着
- トップス 2着
- 冬平日
- スーツ 3着
- ワイシャツ 5枚
- 冬休日
- トップス 5着
- コート・アウター 2着
- パンツ 2着
- 冬用ソックス 3足
- 冬共通
- インナー 5枚
- 部屋着上半身 3枚
- 部屋着下半身 3枚
- スポーツウェア上半身 2枚
- スポーツウェア下半身 2枚
- パジャマ上半身 2枚
- パジャマ下半身 2枚
- オールシーズン共通
- ビジネスソックス 5足
- 下着 7枚
- ネクタイ 5本
- ビジネスシューズ 3足
- 休日用靴 3足
- スポーツシューズ 1足
これが私の実際のワードローブとなります。春秋には冬物を着まわすことであまりシーズン特有の物を多く持たないように気を付けております。また、平日に着るスーツ類も、休日のカジュアル着に落とし込むことが出来ないか、試行錯誤しております。
これらを入れ替えていくように買い物をしています。まだ総量を減らす余地はあると思いますが、今後も取り組んでいきたいと思います。
これだけあれば十分に着回しが出来てしまうんですよね。実践するまでは、「こんな数で本当に大丈夫だろうか」と心配していましたが、結果的に全く問題ありませんでした。もちろん定期的に合う人にもいつも同じ服を着ているという印象をあたえることもありませんでした。
買う物の基準
数を決めたら、今度は買う物の基準を決めます。残念ながら、新品のスーツなら何でも着れば、好印象になるわけではないのですよね。
実際細かい基準は自分の中でアイテムごとに変わるのですが、大きく基準として設けたのが以下の通りです。全ては、人から見た目で印象を損なわないことを目標としています。
- 無地
- 色はネイビー、グレー、ホワイト、ブラックから選ぶ
- サイズ感を必ず確認する
このようにしております。少し解説させていただきます。
どんなジャンルのどんなアイテムを選ぶにしても、無地は最も「無難」だからです。色やアイテムごとにどんな物を買っても、柄やプリントが入っていると大きく印象が変わります。これは良い方に転ぶことも、悪い方に転ぶこともあるため、一概に言えません。
いわば、値動きの激しい個別株と言ったところでしょうか。対して無難な無地は、市場の値動きに対して必要以上に波風を立てないインデックスファンドのようなものでしょうか。
印象としては大変無難になるのが無地なのです。
また、次に色の選び方ですが、これもまた無難な色があり、ネイビー、グレー、ホワイト、ブラックが誰にでも無難な印象を与える色となります。これらだけで色の組み合わせも完成させられますので、とても優秀な色と言えます。
一昔前にノームコアというファッションが流行りましたが、これの流れを汲んでいます。これだけだとモノトーンになりがちですが、ネイビーやグレーをうまく使うことで、ノームコアになりきらず、無難な印象にまとめることが出来ます。またファッション好きの方から「差し色で明るい色を」とよく聞くことがありますが、ホワイトが正に差し色にもうってつけとなります。
そして、個人的には最も重要かもしれないサイズ感です。2020年現在では少し大きめのシルエットが流行していますが、これも無難にいくなら、ジャストサイズです。
ぶかぶかの服を着た若者はそれなり様になりますが、ある程度歳を取ってから同じ格好をすると似合わないことがよくあります。そこで無難なサイズ感はジャストサイズです。ビッグシルエット全盛でも決して野暮ったくは見えず、悪い印象は全くありません。
ただ、サイズ感はネットでは分かりにくいのが現状です。そのため店に足を運ばないといけないのがネックですが、そもそもそれすら面倒だと感じるときは、本当は必要ない服なんだと割り切って買うのをやめるようにしています。
また私もそうでしたが、サイズ感が分からない場合は店員さんに聞いてみると見立ててもらえます。もっと踏み込んだことを言うと、同じジャストサイズでも、時代で変わったりします。今はまさにすこしゆとりがある状態がジャストサイズとなります。一昔前だとこれが、ピタピタの状態でジャストサイズでした。このように自分でジャストサイズが分からなくても店員さんに聞くとその時代のジャストサイズを提案してもらえますので、是非、活用してみてください。
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