支出を切り詰めるお話 その2

お金にまつわる話

こんにちは、アワクレトです。今回は前回からの続きです。

前回、支出が収入を上回ってしまっていることにようやく気づいた思考停止状態の私でしたが、何とか行動し始めて各項目ごとの支出をピックアップして、項目ごとに節約手段を検討することにしました。

ざっとこんな感じでした。とんでもない浪費家の家計でした。これを受けて項目ごとにどう切り詰めるかを検討していきます。

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食費

これの半分以上は外食費用でした。妻も私も仕事の付き合いなどで月に複数回の飲みに行く日がありました。

また、平日の昼食はほぼ100%外食でした。加えて「休日もたまには2人で外食するか」と月に数回は外食に出ておりました。

これを全て見直し、家庭で自炊と平日の昼食は栄養バランスが偏らない必要最低限で済ますことにしました。

具体的には、まず飲み会は流石にコロナ禍となり誘われることも減ったため、付き合いで行くことは簡単に無くせました。

また自身でも晩酌用のアルコールの量を減らすよう意識して、ほぼ毎日飲んでいたアルコールを段階的に減らしていき、最終的には週1回程度しか飲まなくなり、飲んでもビール1杯程度に抑えられるようになりました。この辺は詳しく語ると長くなるので、割愛しますが、長期スパンで極力自分にストレスを感じさせずに減らしたという感じです。

また、平日の昼食に関しても飲食店通いの毎日を辞めて、可能な限り自炊弁当とスーパーの安い総菜にしていきました。これは人によっては結構ストレスになるのではないかと思いますが、私の場合はそこまで苦にせず取り組めました。

結果約半額の50000円まで持ってくることができました。

衣料品

これが、完全に2人とも緩んでいた項目でした。毎月コンスタントにこれだけという訳ではありませんが、平均するとこのくらいの金額を2人で費やしていたということです。

想像の通り、お互いのクローゼットは服で溢れかえっており、もはやどれだけ持っているのか正確に分からなくなっておりました。

つまり全く必要ない、着ない服がたくさんあるけれどもさらにどんどん買い足していた状況だったわけです。

靴も何人暮らしですか?というほどあり、下駄箱に入りきらず部屋の中まで溢れ返っていました。これは買わなくするだけだと気持ちの整理が難しく、今回の整理項目の中で最も苦労した点でした。いずれまた、詳しく対処方法を紹介しようと思いますが、長くなるため結論のみ紹介いたします。

いらない服とまだ着る服を感情を抜きにして機械的に分ける作業から入り、まずはクローゼットを隙間だらけ状態にしました。その後本当に必要な服の量をお互いの生活スタイルから計算して総数を決めました。そこから足りない服だけを買うというルールにしました。

これも無駄な買い物をしなくすることで10000円以下まで切り詰めることができました。

スポーツジム

典型的な幽霊会員でした。しかも2つ。即解約です。

ちゃんと継続していたもののみを残して、月13000円まで減額しました。

習い事

これは妻の趣味ですが、自分の趣味に大量の支出をしていた手前減らせとは言いづらく、また本人も継続したいということで今回は手をつけておりません。

通信費

これは簡単に解決した項目でした。内訳は携帯代とインターネット回線費用でした。

結論、MVNO(格安シム)切替で回線契約ごと見直して解決しました。

これも詳細のニーズがあればいずれ紹介しようと思います。

保険料

これ、今思うと最も不必要な項目だったと思います。

生命保険、医療保険などを2人でトータルこんなに入っていました。知り合いの保険営業マンからということもあり、すこしずつ金額が増えても継続していたわけですね。

しかもたちが悪いことに私はこの頃まで、生命保険は将来に備える貯蓄だ!と本気で思っていた訳なんですね。

これまた考えを改めるまで、そして解約するい至るまではかなり長くなるので、また別の機会に紹介しようと思いますが、結論、全て解約しました。

そのため現在月の支出はゼロです。

趣味・娯楽

今回計算してみて一番反省した点です。

主に私の趣味に費やしていた金額となり、内訳の大半は趣味のマイカーのカスタム・メンテナンス費用に費やされていました。その他、ライブやスポーツ観戦、ロードバイクのカスタム・メンテナンス費用などです。

本人的にはこんなに大きく使っているつもりは無かったんですよね。実際金額を見て一番驚愕してしまった項目でした。

これは切り詰めることも大変苦労しました。それぞれの趣味に対してコミュニティが出来ており、人間関係が絡むからです。

カスタムなどの支出に繋がることは全てやめました。元々よく会っていた人との付き合いは変えずに、お金の消費に意識を持つことで大きくコミュニケーションを変えずに支出を減らすことが出来ました。またスポーツ観戦やコンサートなどはそもそも無くなってしまいましたので、簡単でした。

これも結論を紹介すると、月15000円程度と10分の1程度まで切り詰めることに成功しました。

結果支出の変化は・・・

さて、トータルの支出は・・・

半額以下まで減らすことが出来ました。

もっと本気で切り詰めればさらに減らすことは出来る項目はありますが、現状大きく生活を変えず、ストレスを感じずに出来ることをとりあえずやってみたというところです。

今回最もまずかったのは夫婦そろって浪費家だったのに、その認識を持っていなかったことです。よく年収1千万でも貯蓄が無く生活が苦しいという話がありますが、「そんな人いるの~?」と完全に他人事と思っていました。でも実は自分たちが当事者でした・・・

切り詰める生活になれるまでつらい思いもしましたが、これを認めること、現実を受け止めることが一番つらかったです。

何はともあれ、この支出でいくと目減りした現在の収入でも、家計の収支はマイナスにならず、少しは貯蓄に回せる余裕も出来ました。

さて、出ていくお金は何とか出来たけど、減った分の収入を何とかならないかな・・・という思いから投資を始めることになった訳です。

まとめ

今回は収入減少から支出を切り詰めることを余儀なくされた家計の内情をご紹介しました。切り詰める項目をピックアップして、どうすれば支出を減らすことが出来るか考えていきました。

極力ストレスを避けて生活の質を落とさず、節約するための工夫を行った結果、何とか支出を生活圏内まで戻すことが出来ました。

項目ごとの節約方法を詳しく紹介していくととてつもなく長くなりますので、また別の機会にご紹介できればと思います。

支出を切り詰めることは、手元に残る現金が増えるということから、収入アップに直結する内容となりますので、お金に苦労されていないという方でも是非一度見直してみることをお勧めします。

今回もどなたかの役に立てばうれしいです^^

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