こんにちは、アワクレトです。今回は支出を抑えるお話、買い物に関する節約に役立つかもしれない話題をお届けしたいと思います。
皆さんは「無駄な買い物」をされることはありませんか。買うときは「いい買い物ができる!」とワクワクしながら勝ってみるけど、後々考えると「なんでこんな物買ってしまったのだろう…」と思ったことは無いでしょうか。まさに私がそうだったのですが^^;
私は本当に最近のことですが、買い物に関して節約の意識を持つようになり、家計に大きなダメージを与えていた無駄な買い物を減らせるようになってきました。
そこに至るまでにあれこれ考えて買い物に一定の基準を設けるようにして効果が上がってきたので、今回はそんな話をしてみたいと思います。
買い物をするときの心理状態
買い物をする時に、皆さんどんなことを考えて買うものを決めているでしょうか?私の場合、日常的にほぼ無意識の内に買い物をしていることが多くありました。
例えば、私は仕事時には常に“フリスク”を携帯しているのですが、コンビニによる度に何となく購入してしまい、封を開けていない同じものが2つ、3つと手元にあることが多々あります。
コンビニに入る度に条件反射的に購入してしまっていたのだと思います。同じような事例だと、ガムやコーヒー、お茶、水なども当てはまることがあるのではないでしょうか。
他には、買い物すること自体に満足感を得ていることもあります。「とても安くいい物を買うことができた」、「すごくお得な買い物ができた」という思いが強く感じられるときです。私の場合は、セール時に大きく値引きされている洋服を見た時がこれに当てはまります。
こんな時ほど、後々本当に必要だったか考えると、ただ値段が安いという理由だけで買ってしまっていたことに気づきます。そして後悔の念が込み上げてきそうになるのを必死に抑えながら、本来いらない服を無理やり着まわすローテーションに入れ込み、買い物上手な自分像を継続させます…
こんな買い物習慣ではいくらお金があっても“浪費”割合がどんどん大きくなるだけで、何時まで経ってもお金がたまりませんね。
買い物する時の基準を作る
そこで私の場合ですが、買い物をするときに基準を設けるようにしました。あまり複雑に考えすぎると余計にややこしくなるので基準は大変シンプルなものにしました。
私の設けた基準、それは、「買うものの最後を考える」ことと、「リセールバリューを考えること」です。
これらの基準を使うようになってから大きく浪費を減らすことができ、上で述べたようなセール商品の買い物欲も湧かなくなってきました。
また基準を設けるようにしてから、買い物をするときに悩むということも無くなっており、時間効率にも良い影響が出ています。これは思わぬ副産物でした。
以前はセールアイテムを買うまでにネットであれこれリサーチして本当に値段が安いのか、今買ってお得なのかを確認していた訳ですが、これを全くしなくなりました。
そもそも安くなる前から目をつけておくなどという理由から、ネットショップを定期的に巡回してほしい商品をチェックしておくこともやっており、ネットサーフィンに膨大な時間を日々費やしていた訳ですが、これを止められたことは私の生活習慣を変えるほどの大きな効果でした。
では、いよいよ基準の考え方をご紹介していきます。
買う物の最後を考える
浪費癖を治すためにはどうするべきかを考えた時に、私が導き出した答えが、「買ったものが最後にどうなるかをイメージして買うこと」でした。イメージが出来ないものは買わないというシンプルなルールです。
例えば、私は少し前に自宅用に椅子を買おうか検討していましたが、
- ・椅子を買ったとして何年使うのか想像できないな
- ・最後は粗大ごみとして処分するとしたら購入時にも手放す時にもお金がかかることが嫌だな
- ・リサイクルショップに売るとしても大きくて持ち込めないのでは、かと言って椅子1つを引き取りに来てもらえないだろうな
などと考えて購入を見送りました。代わりに、
- ・バランスボールだとどうだろう
- ・長時間座ることはないから椅子の代わりになるし、トレーニングにも使える
- ・うちの自治体だと不燃ごみとして回収してもらえる
- ・空気を抜いて小さくすれば、リサイクルショップに持って行くこともできるな
と考えてバランスボールを購入しました。購入金額は検討した椅子の10分の1以下の値段で買えました。また、リセールバリューに関しても椅子よりもバランスボールの方が、実際に売るハードルが低い分高いと判断しました。
実際のリセールバリューは手段、方法によってどちらが良いかも変わってくるかと思いますが、それよりも今自分がイメージできることの方が大切かと思います。今回は購入金額が安く済んだことと、明確にリセールバリューをイメージして買ったことから節約に繋がりました。
これをせずに買い物をしていると、消費財以外のものがどんどん蓄積していくこととなります。それでも定期的に断捨離が出来れば良いかもしれませんが、私の場合、中途半端に貧乏性で物を捨てれない人間だったのです。
一時期部屋の中が物で溢れて、わざわざ1部屋を潰して物置にして何とか凌ぐということを行っておりました。なんとも本末転倒な状態でした。
そこで、まず徹底した断捨離を慣行しました。これは自分だけでは貧乏性により歯止めがかかると判断し、嫁のお母さんに部屋の中を見てもらっていらないと判断されてものは有無を言わずに捨てるという鉄のルールのもとに行いました。
結果、心がえぐられるような痛みを伴いながらも、何とか物置は無くなり、部屋の中をすっきりさせることが出来ました。
断捨離の理由はただ部屋を有効活用するために行っただけでしたが、これにも意外な副産物がありました。ごちゃごちゃした部屋では全く感じなかった感覚ですが、部屋がすっきりした今、その状態を維持したいという感覚が芽生えてきました。やっぱり断捨離は偉大ですね。
その状態から物を増やさないように、買い物ルールを適応させ始めました。
こうしたことで、
- ・断捨離による痛みをもう感じたくないという心理的影響
- ・部屋のすっきりした状態を維持したいという清潔感
- ・無駄遣いを無くしたいという意識
それぞれが相乗効果となって、浪費癖に対する鉄壁ガードを築くことが可能となりました。
まとめ
私は自分の浪費癖を改めるため、買い物をするときのルールを定めました。それは、「買い物の最後を考えること」、「リセールバリューを考えること」でした。
それから、元々貧乏性で物を捨てられない性分だった私は、徹底した断捨離をすることで、物を手放す痛みを知ることで、浪費を抑制することに役立てました。
また物で溢れ返った部屋をキレイにしたことで、部屋がキレイな状態を維持したいという感覚を芽生えさせることが出来ました。
これらを相乗効果として、浪費癖から身を守る鉄壁ガードを築くことが出来ました。この習慣を実践し始めた結果、今のところ明らかに無駄な買い物を減らすことが出来ています。
支出を減らすことは最も手っ取り早く手元にお金を増やす手段となります。投資を行う上ではとても大切なこととなりますので、是非参考にしてみてください。
今回もどなたかの役に立てばうれしいです^^
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