2月の気になるトピックまとめ

お金にまつわる話

こんにちは、アワクレトです。

さて、今回は投資トピックの話です。

素人初心者とは言え、投資家の端くれとして、分からないなりに投資の話題にもアンテナを張るべきかと思い、毎月投資に関する気になるトピックを紹介しております。

今月もいくつか気になるトピックがありました。投資をする上ではなるべく知っておく方が良いだろうと思われるものと、個人的に気になるものをご紹介したいと思います。

それでは、よろしくお願いいたします。

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レディット問題 当局取り締まり強化と個人投資家の明暗

昨月から続くレディット掲示板を介した個人投資家による特定銘柄への集中購入は、規制強化の流れの様相を呈しています。

ゲームストップの株を掲示板で購入誘因したことにより、機関投資家が大きく損害を被り、その影響自体が市場全体にまで広がりました。

被害を被ったとして決済機関がロビンフッドなどに巨額の追加保証金を求め、ゲームストップ株の売買が制限される事態となりました。

この取引制限が、大手ヘッジファンドを優遇する対応で、個人投資家に損害を与えた可能性があるとして、これもまた問題視されているます。

これらの状況を受けて米下院では2月18日に公聴会が開かれました。招聘されたのは、ヘッジファンド「シタデル」のCEOや、ロビンフッドのCEOなどで、厳しい質疑が行われたとされています。

ここで注目したのが、公聴会に出席していた1人の個人投資家、キース・ギルというゲームストップ株への投資を公言していたユーチューバーの方です。今回の一件で、元手の5.3万ドルが4800万ドルとなったとして、ネット上でヒーロー扱いされているそうです。

個人投資家が機関投資家を凌駕するという目的をリアルに再現した人ということになりますね。資産が一気に905倍まで上昇したことを目の当たりにしたら、夢があるように感じるのでしょうね。

ただし本件を受けて当局の規制は厳しくなる様相です。アメリカ議会だけではなく、EUでも規制の動きが出てきました。

ESMA(欧州証券市場監督機構)は17日、「ある発行体の株式を売買する機会を協議すること自体は市場の乱用にはあたらない」とした上で、「しかしながら、株価を動かすために一定の条件と時間を決めて取引もしくは注文を出そうと協調した戦略を企てる、あるいは実行することは市場操作となる可能性がある」と指摘した。

「レディット」での連携取引、市場操作の可能性-欧州監督当局が警告 – Bloomberg

この掲示板を介した取引誘因が共謀に当たるかが争点となっているようですね。

いずれにしてもレディット自体は今も顕在で、見ようと思えば日本からでも確認できます。

今後も動向は確認していきたいと思います。

ビットコイン価格ひと月で約倍に高騰!ただしボラティリティも超特大

ビットコインは1月の終値345万円から2月21日には607万円まで高騰しました。

これは昨年末ごろからの機関投資家の相次ぐ参入発表や、テスラのイーロンマスク氏のビットコイン購入による個人投資家の過熱が要因とされています。

ただ、価格は2月22日から下落し始め、1週間ほどで487万円となっています。

1週間で約20%の下落ですが、起点はやはりイーロンマスク氏の発言とされており、2月20日にビットコインとイーサリアムについて、価格は「高いように見える」と述べていました。

私のスタンスとしては、いくら儲けても雑所得となる仮想通貨は手出し無用かと思っていますので、静観しておりましたが、さすがにこれだけ派手に動きがあると、注目してしまいますね。

どうしても投機要素が高いかと思いますので、購入するなら売却のタイミングも決めた上で、短期的な所有が正解なのかなと思いますが、何分ボラティリティが大きすぎます。

やはり堅実に長期スタンスを取る人には今のところは不要のように思われます。

JT(日本たばこ産業)、ついに上場来初の「減配」

JT(日本たばこ産業)は、2021年12月期の配当を前期比で「減配」とする予想を、2021年2月9日の15時に発表した。これにより、JT配当利回り(予想)は7.16%⇒6.04%にダウンする見通しとなった。

JT(日本たばこ産業)、上場来初の「減配」を発表し、配当利回り7.1%⇒6.0%に! 2021年12月期から配当の方針を変更、前期比24円減の「1株あたり130円」に|配当【増配・減配】最新ニュース!|ザイ・オンライン (diamond.jp)

高配当日本株の筆頭だったJTがついに上場来初の減配を発表しました。これにより、株価は1日で8%下落しました。

日本株でポートフォリオを組んでいた人はほぼ鉄板で組み込んでいた銘柄ではないでしょうか。

かく言う私も、SBIネオモバイル証券に口座を開設した(SBIネオモバイル証券の口座を開設しました)ため、お試しでほんの少しだけ購入しておりましたが、売却してしまいました。

私の独自ルールとして、高配当株の基本は「減配しない企業株に投資すること」なので、減配したら迷わず損切の判断をしましたが、減配後の6%はまだ高配当の水準ですね。

ただ、現状ではあくまでも6%予定(確率は高い)であり、実際に何%となるのかはまだ分かりませんので、12月の配当が確定するまで気にかけていきたいと思います。

まとめ

今月も気になるトピックをいくつかご紹介しました。

改めて、投資には大きく儲けられるチャンスがいくつもありそうな気になり、うまく立ち回れれば一攫千金も夢ではないと思わせてくれます。

が、やはり現実的に考えると全ては結果論であり、そんなチャンスにそもそも気づくことがまず無理かと思います。派手なニュースに躍らせれて、身の丈に合わない投機を行わないように気を付けたいと改めて思いました。

今後も着実に長期投資のスタンスで投資を継続していきたいと思います。

今回もありがとうございました^^

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