成長株と高配当株どちらを優先すべき?

お金にまつわる話

こんにちは、アワクレトです。

今回は株式投資における商品選びにも直結する話題に触れたいと思います。

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成長株と高配当株のどちらを優先すべきか。

これは諸先輩方も大きく意見が分かれるところであり、議論が尽きないことかと思います。

私も各々の意見を参考に色々と考えてみましたが、自分の中では今のところ高配当株に軍配をあげております。しかしながら明確に高配当株が優れていると言い切れないのもまた事実であります。

そこで、今回は高配当株と成長株の特徴から私の考える投資戦略をご紹介したいと思います。

成長の特徴

まず成長株の特徴を押さえておきたいと思います。成長株、つまり買った時の値段が売る時には値上げりしており、売買益が期待できる商品ということになります。もちろん配当のつく銘柄もありますが、成長株とされるものは総じて配当金額は低めに設定されております。

代表的な成長株でいくとAmazonやFacebook、Alphabetなどがあります。これらの株は配当自体も出しておらず、自社の成長による株価での還元をうたっております。

また、よく相対的な指標に用いられるS&P500に連動するETFの中で代表各のVOOも配当こそ出るものの、その利回りは1%~2%と、成長株に分類されることが多い銘柄となります。

このように配当が出ないか配当利回りが2%以下の銘柄で、株価の成長によるトータルリターンでの収益が期待できるものが成長株と分類されています。

高配当株の特徴

これは読んで字のごとくかと思いますが、配当利回りが高い銘柄を指します。利回りは大きく異なりますので、一概には言えないまでも、概ね5%以上の配当を期待できる銘柄を高配当株として分類されていることが多いと思います。

また、一時的に配当利回りが20%などになっていたとしてもすぐに減配するとその高配当株として意味を成さなくなるので、安定した高配当を出し続けることが前提となります。

こちらの代表的な銘柄としては、XOMやMO、IBMなどが挙げられます。これらの銘柄は連続増配当を続けるなど、安定した高配当を持続している企業です。

最強の組み合わせ 成長株の高配当は?

では気になるところかと思いますが、成長株でいて、高配当を実現しているものはないのか?ということですが、これはなかなか難しいです。なぜなら、前提として企業の特徴が異なるからです。

成長株は前提として、今後も成長が期待できる成長過程にある企業となります。配当を出さない分設備投資などに資産を回し、さらに成長を遂げるというサイクルにある企業を指します。

対して高配当株というのはある程度成熟しきった企業が、もう設備投資などに資金使わなくなったから株主に配当を還元しようということで成り立っています。

つまり成長株の企業がいずれ成長して高配当株の企業に仲間入りをするという構図が成り立つわけです。もちろん一般論なので当てはまらないこともありますが、概ねこのような理解で間違いではないと思います。

なので、そのどちらもが存在する状態はかなりレアであり実際には難しいのではないでしょうか。具体的な銘柄も何かないかと思って調べてみましたが、よい例を示すことが出来ませんでした。

まとめ

今回は成長株と高配当株について特徴を考えてみました。

成長株は配当金より自社の成長を優先して株価で還元する銘柄。主に配当利回り2%以下のものが分類されることが多くあります。

高配当株は配当利回りを高い水準で安定させている銘柄。主に5%以上の配当利回りのものが分類されます。

どちらも組み合わせた最強銘柄は今のところありません(というかあったらみんな購入していて私が紹介せずとも話題になっていますよね)。

最後に私アワクレトは今のところ高配当株優勢で購入しています。

ちなみにこの考え方の参考にした書籍はこちらです。

なぜ米国株に投資するのかということから、銘柄選びまで、考え方と実銘柄を同時に教えてもらえる良書です。是非参考にしてみてください。

今日の内容も投資初心者の方やどなたかの参考になればうれしいです^^

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