お得なはずが割高な買物に!?ふるさと納税が控除されていなかった場合の対処方法

お金にまつわる話

こんにちわ、アワクレトです。

今回はタイトルどおりですが、ふるさと納税で控除されていなかった時にどうするかということをご紹介できればと思います。

せっかくお得な制度なのに、控除されていなかったら、ただ割高な買物をしたのと同じになってしまいます。

せっかくの制度なので、しっかり活用して、控除までしてもらいましょう。

ふるさと納税を行った上で、控除されているか確認する方法についてはこちらの記事をご参照ください。

今回は私が実際に体験したことを時系列でご紹介します。

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住民税の通知が届く

6月のある日、我が家にも住民税の通知書が届きました。

何気なくふるさと納税の金額がちゃんと控除されているのかを確認してみると…なんと控除されていないではありませんか!

ふるさと納税の寄付額が控除されている場合は、通知書の「摘要」欄に「市税 いくら」「住民税 いくら」と言うような記載があります(これは自治体によっても記載の方法が変わるようです。ご自身の住まれている自治体の記載方法をご確認ください)。

これではせっかくのふるさと納税制度が、ただ寄付をして、その金額の3分の1程度の品物をいただいただけになってしまいます。

何度も言ってますが、ふるさと納税は寄付金額が翌年の税金から控除されることによって初めてお得な制度となります

このままでは、払い損は言い過ぎとしても、お得な制度を活用しきれておりません。

そこで通知書をよく見ると、小さく市の問い合わせの番号が書かれていました。

市税の窓口に問い合わせる

この決定通知書に書いてある市税の窓口に問い合わせを行ったところ、丁寧に状況を教えていただくことができました。

ふるさと納税の手続きで、私は確定申告を行ったのですが、今年は頃中の影響により提出期限が通常3月15日であったことところから、4月15日に延長されておりました。

私が提出したのはちょうど4月になるかならないかの頃でした。

この6月に通常届く税金の決定通知書は3月15日までの状況を加味した額で計算され届いているとの事でした。

つまり3月15日以降に提出した場合、さらに修正された金額の通知書が届くのは、もっと後になり時間がかかるとの事でした。

修正できるのは今年の分だけじゃない!

ちなみに昨年の分も見直してみると同じく摘要欄に記載がありませんでした。

そのため昨年分も控除がされていないんじゃないかと言うことを聞いてみると、昨年もコロナの影響により3月15日の提出期限が伸びていたとの事でした。

そして私が提出したのもその3月15日を過ぎた後に提出をしていたようです。

そのため手元に残していた決定通知書の後に、金額が修正された決定通知書が再送されてきていたはずなのですが、なぜか手元には残っておりませんでした。。。

まあ、昨年分はちゃんと手続き出来ていたので良しとしよう^^;

確定申告書類の不備は控除されません

ということで、通常の手順を踏んでいるのであれば、もうしばらく待っていれば修正された金額の通知書が届き、年末調整で調整されることになります。

が、私の場合は確定申告した書類に不備があったとの事でした。

そのため、調査申出書なるものを市税の窓口に行って記入し提出する必要があるとの事でした。

修正するためには、「調査申出書」を窓口で提出

市税窓口は市役所の中にあります。

早速役所に行ってみると、住民票を受け取る窓口等は混み合っておりましたが、市税窓口は全く人がおらず、すぐに私に対応していただくことができました。

窓口の方も、とても親切に教えていただくことができました。

書き方から書き終えるまで、とても丁寧に付き添っていただき、教えていただくことができました。

話がそれますが、役所のイメージが変わるほど対応が良かったです。

最近は役所もホスピタリティの研修をしているところもあるそうな、、、私の住む自治体もそうだったのかもしれません。

「調査申出書」を提出したら後は待つだけ

そして無事に調査申出書を記入し終え提出することができました。

この申出書は税務署に提出することになり、その結果申請状況が変更されたら住民税が減額されると言うことでした。

またこの調査には1、2ヶ月かかるとの事でした。

私は会社勤めをしておりますので、結果は会社から受け取る住民税の変更通知書を持って分かるとの事でした。

この間、手続きが進んでいるかどうかを判断することができませんが、1、2ヶ月経って不安であれば市税の窓口に問い合わせると、手続きが進んでいるかどうか教えていただくことができるとの事でした。

アフターフォローもばっちりですね。

まとめ

今回のまとめです。

ふるさと納税を行った後、税金がちゃんと控除されているかを確認するには、住民税の決定通知書の摘要欄を確認することでわかります。

自治体によっては摘要欄ではない部分に記載されていることがありますので、必ずご自身がお住まいの自治体の記載方法を確認してください。

そして、控除がされていないように感じたときは市税の窓口に確認をしてみましょう。

丁寧に教えていただくことができます。

もしも控除ができていなかった場合でも、「調査申出書」を提出することで、後から修正をかけることができます。

一度役所の窓口まで行く必要はありますが、税金の額が万単位で変わってきますので、めんどくさがらずに行くようにしましょう。

今回もどなたかの参考になれば嬉しいです^^

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