ルンバで失敗!ロボット掃除機購入には注意しましょう

お金にまつわる話

こんにちは、アワクレトです。

皆さん、部屋の掃除はどのくらいの頻度で行いますか?毎日する人もいれば、週に1度の人や、全く行わない人もいるかと思います(私は限りなく最後の部類に近いです^^;)。

毎日している人は習慣化しているかもしれませんが、掃除は結構な労力がかかりますよね。そもそもめんどうで腰が重くなってしまい、掃除を全くしないという人もいるのではないでしょうか。

そんな人に朗報!今は自動で掃除をしてくれるロボットがあるんです!・・・いや、10年以上前からあるんですけどね。みんな知ってるんですけどね。

そんなお掃除ロボットルンバを結構前の型ではありますが、1度購入したことがある私の使用経験を今回はご紹介したいと思います。

タイトルにもある通り、結論、私の場合は失敗談です。が、もしこれからお掃除ロボットの購入を検討するという人は参考にしていただける点もあるかもしれませんので、是非、ご一読ください。

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ルンバ購入の経緯

経緯というほど大した話ではないのですが、私が購入したのは、約10年ほど前だったと思います。当時はまだ結婚しておらず、一人暮らしをしておりました。そして、引っ越しのタイミングで彼女が掃除機をプレゼントしてくれると言い出して、調べ始めたのがきっかけでした。

当時、ルンバの存在は知っていましたが、今のようにAIが賢くなく、使用している人からの「壁にひたすら突撃を繰り返している」とか、「全く掃除してくれないエリアがある」、「自分で掃除した方が速い」という意見を聞いていたので、全く購入候補に挙がっていませんでした。

しかし、ちょうどタイミングよく新機種が出るという話を聞き、それには当時画期的だった、スケジュール機能が搭載されていて、AIも進化し、完全に掃除のことを忘れて生活していても、日々キレイな部屋で生活できるという謳い文句に、すごく惹かれてしまいました。

金額的には結構高額だったので、結局プレゼントは別の物をいただくことになり、ルンバは自分で購入しました。

ルンバが家に届いた日に、「今日から夢の常にきれいな部屋での生活が始まるんだ!」と思っていたのですが、そうはなりませんでした。。

失敗① 物が多かった

ルンバで最も多い失敗かと思いますが、私も漏れずにこれに当てはまります。

当時私が住んでいた部屋は1Kの狭い部屋でした。これをルンバで掃除してもらうように設定するんですが、毎回ルンバが行方不明になるんです。

部屋の中のちょっとした段差に引っかかったり、物と物の間で身動きが取れなくなったりという感じで、家のどこかでルンバが動けなくなっているんですね。

上でも述べたように、スケジュールしているので、夜家に帰るとルンバがいないという状態が日々続いていました。確かに掃除はしてくれるのですが、日によっては半分も掃除しないままどこかで止まっている状態です。

これではなかなか使いづらいですよね。自分なりに部屋の中を整理してみて、ルンバの導線確保をやってみたこともありましたが、そもそも物が多くて、しっかりスペースを確保できませんでした。

失敗② 部屋がせまい

一人暮らしの部屋の大きさは、人にもよると思いますが、多くの方は1LDKくらいまででしょうか。

私の場合は1R、1Kばかりでした。㎡数にもよりますが、これもだいたい30㎡までかと思います。

結論から言うと、この広さではルンバは必要ありません。むしろ、邪魔になるだけでした。

ルンバの実物を見たことがある方はイメージが付きやすいと思いますが、実物は思ったよりも大きいんですよね。充電ステーションを含めると部屋の中で常設させるためのルンバスペースは、思ったよりも取られます。

ただでさえ狭い部屋の一人暮らしにルンバでスペースを取られてしまうと、本末転倒ということになってしまいました。

そして稼働させても狭すぎてまともに動けない。。何のために買ったのかと本気で後悔しました。

失敗③ 思ったよりも段差に苦戦

当時私の使っていたベッドが簡易的なパイプベッドで、パイプの部分が床に1本ベッドと同じ幅だけ接しているという物でした。

ルンバの車輪が乗り越えられる高さとパイプの径を確認して購入したのですが、乗り越えられるギリギリの高さだと、乗り越えられる時とそうでない時がありました。

結構な確率でルンバの行方不明先はベッドのパイプでスタックでした。

また、玄関も曲者でした。

当時はレーザーでこれ以上進まないでという指令を出す別機器が存在していました。それを置いておくと、ルンバはそこから先へは進まなくなるという物です。が、これが常に置いておくのは邪魔だし電池を消耗するし、掃除の度に設置するのは忘れることが多いという、使い勝手がイマイチな物でした。

そのため、玄関にこれを置いておくのを忘れると、ほぼ100%、帰宅時にスタックルンバがお出迎えしてくれることになります。。

失敗④ 自分で掃除機をかけた方が確実で早い

これは私の場合だけかもしれませんが、結局掃除機をかける範囲が少ないため、自分でやった方が確実にホコリを取り除くことが出来、しかも早いんですよね。

ルンバを目の前で動かすと、割と音がうるさく、テレビの音は聞こえなくなるし、集合住宅なら夜間はとてもじゃないけど掛けられないといったレベルでした。

そのため、使う場面も必然的に限られ、平日の昼間にしか使えませんでした。

しかも1度動かすと、うまく最後まで動き続けた時でも狭い部屋なのに30分くらいは動き回っていました。自分でやれば5分もかかりません。

結局別に掃除機を買って自分で掛けることが多くなりました。

一人暮らしなら機能的にも金額的にもこれで十分ですね。私も古い型ですが使っております。コスパがとても良いです。

ルンバの総評

上記のような結果、ほとんどルンバを使うことがなくなり、ルンバの出番は減っていきました。

実はこの後、もっと広い家に引っ越してからもしばらく使っていたのですが、結局家が広くなってからもスタック問題が解決できず、結局自分で掃除するようになっていました。

また、スタック時間が長かったからか、バッテリーがどんどん弱くなっていき、最終的には1回の掃除分も持たなくなりました。

あくまで私の場合の体験記ですが、ルンバはあまり良い経験にはなりませんでした。

今の最新機種ではさらに進化していると思いますので、同じようなことにはならなさそうですが、やはり出番は結構限られると思います。

ロボット掃除機にむく部屋とは

私の経験を加味した上で、必ずしもロボット掃除機が必要ない訳ではなく、むいている部屋はあると思いますので、どんな部屋ならロボット掃除機を活かせるかというのもご紹介したいと思います。

  • 床に接する物を減らす。
  • 置かれている物は壁につけるか、ルンバが下を通れるだけの隙間を確保する。

これでルンバの機動性を確保することができ、日々キレイな部屋での生活を手に入れられるかと思います。

物を取り入れるのではなく、物に合わせる

これらは実は「家電に生活スタイルを合わせる」ということになります。

最近のプログラマーの方、開発者の方のお話を聞くと、結構言われていることが、「人に合わせる物を作るのではなく、人が合わせられる物を作る」ことだそうです。

技術やモノに人が合わせにいくのがスタンダードな考え方になっているということだそうですね。

これについての良し悪しは触れませんが、そういうものだと知っておくのはいいかもしれませんね。

ロボット掃除機、ドラム式洗濯機、食洗器など、今の便利な時短家電と呼ばれているモノは人が生活スタイルを合わせにいかないと、うまく活用できないものなのかもしれません。

まとめ

今回は私のルンバ導入から使用しなくなるまでの体験をご紹介しました。

一人暮らして、物が多くて、狭い部屋で、段差があると、ロボット掃除機は必要ないというのが私の結論です。

自分で掃除機をかけた方が確実で、早いからです。

ロボット掃除機を活用したいなら、生活スタイルをロボット掃除機に寄せていく必要があるかと思います。

対して広い部屋で掃除機をかけるのが大変という方には、とても向いていると思います。

うまく使いこなすには、床のスペース確保が部屋のレイアアウトの第一優先となります。その上で導入できればとても便利で素晴らしい買い物となるでしょう。

今回もどなたかの参考になればうれしいです^^

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