こんにちは、アワクレトです。
今回は既に巷で話題になっております、楽天ゴールドカードの改悪事案について触れたいと思います。
凄まじい勢いで話題となっていたため、今更ながら当方で触れることも無いかと思いましたが、以前の記事で触れたように、私自身がゴールドカードを申し込んだのがつい最近だったんですよね。
発見！楽天カードと楽天ゴールドカードのポイント新機軸 | 初心者による初心者のための株式投資ブログ クレトアワー (kuretohour.com)
そのためショックが大きいです。。
また、今後の自分の身の振り方を考える上で、どういう改悪なのかをよく確認してみましたので、その内容も記しておこうかなと思い、取り上げることにしました。
多くの方が既に確認されている内容かもしれませんが、改めて今回ご紹介しますので、「まだ詳しく知らない」、「結局どうしたらいいの？」という方は是非、最後までご覧ください。
楽天ゴールドカードのポイントの仕組みが変更に
まずは経緯からご紹介します。
2021年1月14日にこんな内容のメールが届きました。
いつも楽天ゴールドカードをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。この度、楽天ゴールドカードのサービスが2021年4月1日より変更となりますのでお知らせいたします。
2021年4月1日より、楽天市場にて常時開催しております「スーパーポイントアッププログラム」（以下SPU）のポイント倍率変更にともない、楽天市場での楽天ゴールドカード（家族カードを含む）ご利用特典ポイント+2倍（期間限定ポイント）を終了いたします。2021年3月31日まで：
楽天ゴールドカードを利用して楽天市場でお買い物すると、ポイント+4倍2021年4月1日以降：
楽天ゴールドカードを利用して楽天市場でお買い物すると、ポイント+2倍また、今後も楽天ゴールドカードをご愛顧いただきたく、新たな特典といたしまして、以下サービス提供を開始いたします。
お誕生月サービス：お誕生月に楽天市場・楽天ブックスのご利用でポイント+1倍（月間獲得上限2,000ポイント）
お手持ちの楽天ゴールドカードは今後もご利用いただけます。
楽天ゴールドカード サービス改定のご案内 より
引き続きご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。
今年の4月以降はゴールドカードのポイントが4倍から2倍になりますというお知らせでした。
シンプルに改悪のお知らせですね。
カードの手続きサイト、楽天e-NAVI内では、他のサイトで散々比較されることを見越してか、自社サイト内で楽天の通常カードとプレミアムカードそしてゴールドカードの比較を表にまとめて紹介されています。さすが自前！見やすい！
楽天ゴールドカード サービス改定のご案内｜楽天カード (rakuten-card.co.jp)
酷評されることを見越しているかのような対応をしている楽天ですが、なぜそこまでして改悪に踏み切ったのか。それは、、、分かりません^^;
ただ、よく言われているように楽天モバイルでだいぶ苦戦しているようです。現在楽天モバイルは申し込めば1年間無料で、通話し放題、通信し放題状態です。それでいて、ドコモやauなどと渡り合っていかなければならないため、資金繰りが大変という話をよく聞きます。
また、楽天モバイルは基地局にも問題があり、都心だから繋がる、郊外だと繋がらないという分かりやすい状態ではないようです。知人の楽天契約者は、都心の会社より、山間部の自宅の方が電波がよいと言っていました。通勤途中には完全に電波が入らなくなるエリアもあるのだとか。
まあ一例にすぎませんが、あくまでも現時点ではそんな状態だということでした。
誕生月にポイント+1倍
話を戻しましょう。
あからさまな改悪だけだとさすがにまずいと思ったのか、新たなサービスとして誕生月には+1倍ポイントを付与するというサービスを打ち出してきました。上限は2000ポイントまでです。
これを元に上限までポイントを稼ぐ場合、誕生日月に20万円の買い物をしないといけません。なかなか現実的ではありませんね。
また、楽天通常カードと比較して、年会費のもとを取ろうとしても結局元は取れません。年会費は2200円なのに対し、ポイント付与条件が、ゴールドカードと通常カードで異なるのは、上限2000ポイントまでの誕生月の+1倍のみだからです。
あとは特典として国内空港のラウンジが年に2回まで無料で使用できるといった違いです。
あまり魅力を感じませんね～。
現状では楽天ゴールドカードを持つ意義は失われたと言ってもいいかと思います。
ゴールドカードの年会費返金
さすがに解約が続出するといった懸念からか、年会費を請求しない、返金するとしています。
条件はこの改悪が発表となった、1月14日までに入会申し込みのあった場合です。
サービス改定に伴い、会員様のご希望に合わせて各種お手続きを承っております。
2021年1月14日までに楽天ゴールドカードに入会いただいた会員様につきましては、年会費について返金・請求停止をお申込みフォームにて承っております。
2021年1月14日から2021年3月31日 23:59までの期間中に楽天e-NAVIへログインし、メッセージボックス「楽天ゴールドカード サービス改定のご案内」をご確認のうえ、お手続きをお願いいたします。
楽天ゴールドカード サービス改定に伴う年会費返金等のご案内 より
私も申し込みましたが、どうやら全額返すわけではないようです。請求フォームには年会費から月額で割って返金するとの記載がありました。
返金金額は、サービス変更月(2021年4月)～契約月までの月割金額となります。
楽天ゴールドカード 返金受付フォーム より
まあさすがに、3月までに使い倒して逃げ切れば年会費もかからずポイントも獲得できるぜ！ということを許さんのでしょうね。
楽天ゴールドカードを解約したらカードはどうするのか
ゴールドカードがダメだということは分かりましたが、では実際に4月以降使うカードをどうするかということが問題ですね。
選択肢は大きく3つあるかと思います。
- 楽天通常カード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天以外のクレジットカード
さてどれがいいのか、結論から言うと私は、楽天通常カードに切り替えて使おうと思います。
理由としては、プレミアムカードを比較した時の年会費分のメリットが私には魅力を感じなかったためです。
また、楽天以外のカードを使用することは、楽天経済圏へ少しずつ移行してきた今となってはあまりメリットが薄れてしまうため、楽天カードは継続して使用しようと思います。
楽天以外のカードは何がお得なのか詳細まで調べていませんが、楽天カードを使って楽天経済圏で生活することのメリット以上のカードが見つかる可能性より、探す労力の方が大きいと判断しました。
プレミアムカードについては以前の記事で触れた通りで、年間55万以上楽天市場で買い物をして、初めて年会費の元が取れるカードです。仕入れでもしない限り、なかなかそんなに買い物することもありませんよね。
あとはプライオリティパスが無料で付帯するという特典がありますが、海外に何度も足を運ぶビジネスマンでもない限り、あまり魅力はありませんね。そもそもプライオリティパス自体がハイクラスの人向けという性質があり、私のような一般ピーポーにはほぼ無縁のモノです。
という訳で、2021年4月以降は普通の楽天カードを使用していきたいと思います。
楽天カードは3月31日までに手続きすれば4月1日以降随時切り替えてくれるそうです。
まとめ
今回は楽天ゴールドカードのポイント条件が変更された内容についてご紹介しました。
改悪されたのは楽天市場で使用した場合のポイントの付与についてです。2021年4月1日から楽天市場での買い物がポイント4倍から通常カードと同等の2倍となります。
これに伴って誕生月のポイント+1倍というサービスを打ち出してきましたが、あまり魅力はありません。
また、年会費返金サービスも行うようですが、全額返ってくるわけではないようです。
ゴールドカードを継続して持ち続ける意義はほぼ無くなりましたので、今後のクレジットカードの選択肢は3つ、楽天通常カードとプレミアムカード、それに楽天以外のクレジットカードです。
私は楽天通常カードが身の丈にあっており、楽天経済圏の恩恵に預かる意味でも、良いと判断しました。
しかしこのままではゴールドカードを継続して持つ人がいなくなり、存在自体が無くなるかもしれませんね。そのくらいインパクトのある改悪だったと思います。
今回もどなたかのお役に立てばうれしいです^^
コメント