こんにちは、アワクレトです。
さて今回は前回に続き「世界最新の太らないカラダ」をご紹介したいと思います。
前回の「ダイエットの強い味方!?世界最新の太らないカラダ その1」にて、なぜ今まで数多くのダイエットが効果を期待されつつも多くの人が失敗してきたのか、その理由や原因となる食物について触れてきました。
今回からはついに、具体的な推奨される食べ物やダイエットの方法をご紹介していきます。
筆者の勧めるダイエット方法
では、いよいよ筆者の勧める具体的なダイエット方法について、ご紹介したいと思います。
現在疫学的に誰もが成功する確率が最も高いダイエット方法として紹介されています。5つのステップを踏むことが推奨されています。
- 添加糖を減らす
- 精製された穀物を減らす
- タンパク質を減らす
- 良い脂肪を増やす
- 食物繊維を増やす
糖を取らないようにするためには、パッケージの添加物を確認すべきだとされていますが、表記には注意が必要です。砂糖とは書かずに人工甘味料の名前やはちみつ、サトウキビ、コーンなどと表記を変えている場合があるとしています。
デザートとして甘いものを食べるのであれば、チーズやナッツ、ダークチョコレートを少量などが推奨されるということでした。糖はどの程度減らせばよいのかという疑問はたばこは日に何本までにすればよいのかと同義で、完全に取らないことが推奨されるということです。
間食をしないことも重要でこれも空腹ではなく、単なる習慣となっている場合があるとのことです。
朝食は取らなくてもよく、朝空腹と感じれば食べればよいし、そうでなければ食べなければ良いとされています。また食べる時間が無いなら食べないということです。
飲み物は水や炭酸水、お茶が推奨されています。アルコールは取りたいのなら赤ワインを少量なら良いということです。コーヒーは1日6杯までなら健康的に好影響になるということでした。
食品では枝豆が推奨されています。他にナッツ、乳製品、アボカドが良質な脂肪として紹介されています。
またオリーブオイルも「ヴァージンオリーブオイル」が良く、「ピュアオリーブオイル」は思ったよりも良くないということです。
食物繊維では、果物、野菜は当然、ベリー、全粒穀物、アマ、チアシード、豆、ポップコーン、ナッツ、オートミールが良いとされています。また、こんにゃく、酢は体に良いとされ推奨されています。
食べるタイミングの重要性
食べるものを選んだら、今度は食べるタイミングを感がる必要があります。
タイミングとは、食事の間隔のことであり、長ければ長いとより良いとされています。
そのための方法としてファスティング(断食)が推奨されています。ファスティングにより体内でホルモン活動が活性化し自浄作用の効果が高まるとされています。
また筆者はファスティングすることによる悪影響と考えられることを全否定しています。
- 筋肉量が落ちる
- 脳が機能しなくなる
- 基礎代謝が落ちる
- 空腹感が我慢できなくなる
- 再開時の食事を食べ過ぎてしまう
- 低血糖になる
これらの影響は筆者は誤解神話として、事実であれば歴史上人間は今日まで生き残ってこれなかったとしています。
ファスティングの効果として、体はエネルギー源を食べ物から蓄積された脂肪に切り替えるから痩せるとのことです。
1日おきのファスティングを2か月続けると体脂肪率が10%以上低下するという報告が紹介されていました。他にも脂肪の燃焼量が1.5倍になり、体中に活力が漲った状態となるなど、良いことづくめとされています。
実際のファスティング方法も記載があり、24時間と36時間の間隔で例を紹介されています。
24時間のファスティングは簡単に言うと、1日1食夕食だけの日を2日に1回設けるという方法でした。
36時間は2日に1回全く食事をとらないようにするというものです。
食べるものは上記に示したようなものですね。
筆者はファスティングの効果として記憶力のアップを紹介されていますが、これは最近何かと話題の「オートファジー」が関係しているとされています。
また、ファスティングを成功させるためには、
- 起きてすぐに水を飲む
- 多忙な日をファスティング開始日とする(多忙により空腹を紛らわす)
- コーヒーを飲む(食欲抑制効果あり)
- 周囲の人間に話さない(やる気を削がれないよう)
- 1カ月続ける(段々慣れてくる)
- ファスティングを行わない日の食物に気を付ける(栄養価の高い食べ物を少量取る)
- ファスティングを意識しない(普段通りの生活を心がける)
これらを意識して、生活の制限を行わない事が成功の秘訣とされています。
まとめ
結論としてダイエットの成功には、
- 何を食べたらよいか
- 何時食べたらよいか
これらに尽きるということでした。
ダイエットという目的のために読んだ本ですが、紹介されていた内容は、長期的な健康を手に入れるというダイエットよりも壮大なテーマで書かれた本だと感じました。
実践的な部分も記述がありましたので、今日から生活に取り入れてみようと思います。特にファスティングは直接的な食費の抑制にも繋がりますね。投資の観点からもgood!です^^
今回の「世界最新の太らないカラダ」には、以前ご紹介した「ダイエットの科学」と被る記述のある部分が多々ありました。特に体に悪い、体に良いとされた食品群はどれも同じ意見だったかと思います。
こうした、別々の情報から重なる部分というのは、読者にとってより信憑性が増す部分かと思います。
今後もダイエットは継続していき、参考にした内容をご紹介したいと思います。
今回もどなたかの役に立てばうれしいです^^
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