ダイエットの強い味方!?世界最新の太らないカラダ その1

ダイエットの記録

こんにちは、アワクレトです。

私は健康に長生きするためにダイエットを行っております。

また、生命保険、医療保険を解約して投資に資金を回しはじめたということもあり、病気になり治療にお金が掛かることを防ぐためにもダイエットが必要となりました。

ただ、漠然と体重が落とせればいいのかというと、きっとそうではないのだろうなという思いがあり、どうせなら効果的なダイエットを行いたいなと、方法論を定期的に調べるようにしております。

今回は、「トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ」を読んでみましたので、私なりにご紹介したいと思います。

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「世界最新の太らないカラダ」とは

まずはこの本、タイトルがインパクトがありますよね。「世界最新」で「太らないカラダ」ということだそうです^^

世界最新となっておりますが、日本での発刊は2019年であり、原書はもっと前に発刊されていることを考えるとこの本の内容は少なくとも2017年より前の話かと思います。

この辺を踏まえても、ちゃんと研究報告(エビデンス)をもとに、論じたられているので、信憑性や実行時の有効性は保証されていると考えられます。

著者は、アメリカの現役医師で、2型糖尿病の治療を専門分野として活躍されているそうです。著者の肩書で内容が良い訳ではありませんが、やはり期待値は上がってしまいます。

主な内容

アメリカのダイエットの歴史

内容としては、まず、今まで行われていたダイエットがいかに間違っていたのかを紹介されています。

カロリーを減らすことや、運動をすること、朝食を取ること、肉(タンパク質)を取ること、脂肪を避けることが全て間違いとして紹介されています。

これらは国家(アメリカ)として推奨されていたダイエット方法であり、多くの医師が患者に勧めていたとされています。

そして肥満は遺伝によるものとして、太る原因の7割は遺伝によるとのことでした。太っている親から生まれた子供は、痩せている里親家庭で育てられても太るのだそうです。

カロリー制限では痩せない

ダイエットの真実として、摂取カロリーを減らせば痩せると長年考えられてきた理論を真っ向から否定します。

食事量を減らしても全く意味がないと言い切ります。また運動量を増やしても痩せないということも主張されています。

これは摂取カロリーが増えると代謝が増え、消費カロリーが増えると、代謝が減るという人体構造が説明されています。

この理屈は、ダイエット後のリバウンドを例に出して説明されています。人間の体には体重の設定値があり、痩せても太ってもその体重に戻ろうとするとのことでした。

食欲をつかさどるホルモンのレプチンの量が増えれば食欲を抑えられるが、肥満の人はレプチンに対する抵抗性(慣れ)があり、機能していないとのことです。

体重が増減する要因

では、何が体重の増減を左右するのかということですが、それは、「インスリン」というホルモンだということです。

インスリンは聞いたことはありますよね。糖尿病の治療ではインスリンを1日に何回も自分で注射することで有名ですね。

このインスリンが肥満の原因だったということでした。

インスリンは食べ物を食べると血糖値が上がり、それを治めるために分泌されるホルモンです。これが糖を取り込む際に脂肪に代わり細胞内に蓄積するという機能を持っているため、インスリンが多いことが、直接的な肥満の原因となるそうです。

治療のためにインスリンを定期的に投与されていた患者は体重が増えたという研究があります。また同じインスリンを投与されていた患者の中でもインスリンの投与量が多い患者の方が、体重がより増えていたとのことでした。

ではインスリン分泌を抑えるために控えるものはというと、炭水化物だということです。脂肪分は健康に影響が無いということです。炭水化物も単純にパンや米を食べなければよいということではなく、加工された食品が悪いとされています。

また、太っていた時間が長いとそれだけカラダはインスリンの量が多いことに慣れて抵抗性が現れるとしております。インスリン抵抗性はインスリンが出ている時間が長いほど現れるということです。

では、対策としてどうすべきかということですが、食べる時間をコントロールすることが何を食べるかの倍重要な課題とされています。インスリンの分泌されていない時間を作ることが痩せるために重要だということです。

そのため、間食は厳禁、食事回数も1日3回では多いということでした。

社会的な肥満との関係性

普段何気なく見る広告やCMが私たちの生活に刷り込まれており、生活をコントロールされていると筆者は主張します。

大手食品企業のプロモーションは消費者を太らせて、更に自社製品を買ってもらいやすくするための思惑があるとされています。

ここで、悪とされているのは、精製された加工食品で、保存料や添加物がふんだんに使用されている食品です。

また所得が低い人ほど肥満になりやすいとされています。これは、ファーストフードをはじめとする加工食品こそが安価とされており、これらが最もリスクが高い食物だとされています。

また子供のころから肥満だと短命になるという研究も紹介されています。子供は遺伝により肥満となることが多く報告されており、生後の生活環境は肥満に影響しないとされています。

子供が太らないようにするために効果的なことは、糖分を摂取しないことということです。ジュースを飲ますことをやめた子供が一律に痩せた報告があるとされています。

太る食べ物、太らない食べ物

では実際に食べるものとしては、何を食べるのが望ましいのかということです。

まず避けないといけないものですが、作中でも「甘い罠」と表現されていますが、文字通り砂糖は悪いものとされています。

砂糖は覚せい剤と同様に脳内で砂糖を取った時の刺激を覚えるようになっており、中毒性があるとされています。

中でも甘い飲み物が最も悪いとされており、糖尿病リスクを80%以上も上げるとされています。

では砂糖の代わりに甘い味がする人工甘味料はどうなのかということですが、これも悪とされています。

多くの食品に「カロリーゼロ」や「無糖」と表記されていても人工甘味料が含まれており、また砂糖自体が形を変えて含まれている場合もあるとのことです。

これらを食べることは、「少量なら影響しないとして接着剤を食べるようなもの」と言い切られています。

では、摂取した方がいい物ですが、まずは、食物繊維です。

食物繊維には体内の脂肪分を吸着して排出する働きがあり、炭水化物とともに取ると効果的だそうです。実際に食物繊維を多くとる人が太りにくいという研究があるそうです。

またタンパク質を多くとること自体は悪いことではないが、期待しすぎると良くないとされています。

タンパク質自体もインスリンを分泌させる効果があるため、タンパク質に頼って多く取ることには太らないようにする効果は無いとされています。

タンパク質自体が悪いわけではなく、タンパク質を取る過程でタンパク質以外のものも取ってしまうこととなり、結果として体重は減らないとされます。

砂糖がたっぷりと含まれた加工食品である、「プロテインバー」も当然ながら体によくないそうです。

そして、良質な脂肪分をとることを推奨されています。

加工された油の「マーガリン」や「トランス脂肪酸」を取らないように気を付けて、伝統的な製法で作られた脂分の「ヨーグルト」や「オリーブオイル」を摂取することは良いとされています。

とくに「低脂肪乳」よりも「全乳」の方が痩せる効果があるそうです。

次回に続きます

今回は長くなりましたので、一旦ここまでとさせていただきます。

次回の内容では、実際に筆者の勧める食事やダイエットの具体的な方法をご紹介していきます。

是非、「ダイエットの強い味方!?世界最新の太らないカラダ その2もご覧ください」^^

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