「SWITCH」で究極の健康長寿を手に入れましょう その1

ダイエットの記録

こんにちは、アワクレトです。

将来かかるであろう医療費を抑制して、投資資金とするためダイエットに取り組んでいる私ですが、どうせやるなら、科学的に効果や効率が明確になっている内容を実践したいと思い、本を参考にしています。

今回は「SWITCH」という本を読みましたので、内容紹介と共に、自分のダイエットへの落とし込みをご紹介したいと思います。

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「SWITCH」について

まず著者ですが、ジェームズ・W・クレメントという方です。弁護士から研究者へコンバートした異色の経歴の方です。

クレメント,ジェームズ・W.[クレメント,ジェームズW.] [Clement,James W.]
弁護士、起業家から転身した異色の生物科学研究者。20年にわたって、健康長寿を科学的に探求する。ハーバード・メディカルスクールのジョージ・M・チャーチ教授とともに、2010年に開始した「スーパーセンテナリアン研究(106歳以上の健康長寿者の調査・分析)」は世界的に知られている。国をまたいだ研究連携やフロリダの著者自身の拠点で、最先端の生物学的な発見や知見にフォーカスし、健康長寿にブレークスルーを起こすために、日夜研究に励んでいる

ロバーグ,クリスティン[ロバーグ,クリスティン] [Loberg,Kristin]
ライター、編集者。『ジエンド・オブ・イルネス』(デイビッド・B・エイガス著、野中香方子訳、日経BP)などのベストセラー書のライティングを手がける

本文著者紹介より

健康長寿を長年研究されているということから、興味を持ちました。

そして、この方が提唱されるのが、「オートファジー」です。最近何かと話題に上ることが多くなりましたね。

他にも「オートファジー」を紹介されている本はありますが、この本と他の本の違いはタイトルにもあるように「onとoffを使い分けること」になります。

「過ぎたるは及ばざるが如し」ということで常に「オートファジー」状態にしておけば良いというものではないと著者は言います。

このオートファジーのonとoffがこの本のキモとなる部分です。

オートファジー

ではそのオートファジーが何なのかということですが、これは体内の細胞の活動の一種を表す言葉です。

細胞内の損傷した部位を修復したり、健康な細胞を守る役割を担う活動で、様々な疾患から身体を予防する効果や、身体機能そのものを高める効果が期待できます。

とても簡単に言うとオートファジーの効果を得れば、生活習慣病、アルツハイマー、がんを予防でき、元気で活力のある身体の状態のまま、年齢を重ねることが出来るとされています。

しかも、これは特別なモノを体に取り込んだり手術をしたりする必要があるものではなく、人間が根源的に持つ体の機能で、誰にでも備わっているものだと言います。

そんな夢のような機能が人間の体に備わっていたなんて夢のような話ですが、眉唾物のように思える部分もありながらも、信憑性もあるようです。

オートファジーの存在は、実は半世紀以上も前から分かっていたことだそうです。長年の研究からエビデンスが蓄積してきて、最近になって研究内容をまとめたものがいくつも発表になっているようです。

ということで、怪しい眉唾物から一気に信憑性が増してきました。

オートファジーの理屈

オートファジーの概念は、人間の遺伝子に由来します。

文明社会形成の前の人間は狩猟採集民族でした。この生活スタイルは現代とは大きく違い、好きな時に好きなモノを好きなだけ食べれるという環境ではありませんでした。

そのため取れるときに栄養素を取り、普段は栄養素をそこまで取らずに生活していました。この生活スタイルで生き残れるよう、遺伝子が適応していました。

そして、狩猟採集生活の時期は文明社会と化した現代と比べるとはるかに長い期間を過ごしており、人類誕生から現代のような文明社会を生きている期間は、まだほんのわずかだということです。

そして、ゲノムの変異は100万年あたり0.5%ということから、旧石器時代から人類史の最後の0.5%を生きているのだそうです。

以上のような理屈から現代の食は人間の遺伝子に適応していないというのが筆者の考えで、古代の人間の食に近づけることが健康寿命を延ばす最も重要な要素だということでした。

さて、少し長くなりましたので、今回はこれで区切りとしたいと思います。

後半のこちらも是非ご覧ください^^

「SWITCH」で究極の健康長寿を手に入れましょう その2

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